年末になると、まず気になるのが“大掃除”。
しかし、腰痛のリスクが最も高まる時期でもあります。
実際に、毎年この季節は腰を痛めて来院される方が増えます。
そこで今回は、腰を守るための動き方と、
整骨院でできるケアをまとめました。
■ 大掃除で腰を痛めやすい理由
まず、原因はシンプルです。
- かがむ姿勢が長い
- 重い物を持つ動作が多い
- 寒さで筋肉が硬い
- いつもより“がんばりすぎる”
さらに、冷えた部屋で急に動くことで、
腰まわりの筋肉に強い負担がかかります。
つまり、準備なしでの大掃除は危険なのです。
■ まずは動く前の“準備”が大切
そして、ここが重要です。
動く前の 3つのウォームアップ をしてみましょう。
① その場で足踏み 20秒
血流が上がり、腰の負担が減ります。
② 前屈しない軽い腰回し
ゆっくり左右に10回ずつ。
③ 肩甲骨を動かす
肩を大きく回すだけでOK。
これらを行うだけで、腰のトラブルがグッと減ります。
■ 腰を守る“安全な動き方”
そして、作業中は次を意識してください。
● 低い場所の掃除
前かがみ禁止。
片膝をつく or 腰を落としてスクワット姿勢が安全。
● 高い場所の掃除
背伸び禁止。
必ず脚立や踏み台を使う。
● 重いものを持つ
勢いで持たない。
身体を近づけて、膝を使うのが鉄則。
これらは短い時間でも差が出ます。
■ それでも腰が張ってきたら…
しかし、無理して続けると悪化します。
軽い張りのうちに、いったん休憩がベスト。
温めるのも効果的です。
■ 整骨院でできる“大掃除前後ケア”
かつしか整骨院では、
腰の動きチェック
骨盤のゆがみ調整
筋膜リリース
インナーマッスル調整
などを組み合わせ、負担を減らします。
さらに、院長の経験から
「腰を痛めやすい動作」も具体的にアドバイス。
大掃除後は、早めのケアが回復を早くします。
■ 最後に
大掃除は年に一度のイベントです。
しかし、腰を痛めたら年末年始を楽しめません。
だからこそ、
「痛いなら治そう。痛くないなら予防しましょう。」
安全に動き、無理せず、
そして必要ならいつでもご相談ください。


